できる! 中国生産の手順
ここではエストリンクとの共同作業の手順をご説明致します。
エストリンクはお客様の「海外生産管理部」とお考え下さい。。
1.お仕事のお問合せ
先ずはホームページの「お問合せ」からご連絡下さい。
「ご依頼をご検討されている内容」を簡単にお願い致します。
土日を除き、原則として48時間以内に当方よりご連絡させて頂きます。
2.仕事内容の確認
メールにて画像確認、お電話にて「ご依頼の詳細内容」を確認させて頂きます。
口頭による説明でも構いませんが、簡単でも資料が有るとよりスムーズです。
・お仕事の形態 → 生地の依頼、製品の依頼、その他
・素材手配の要不要 → 必要な場合は生地画像、素材規格など
・付属品手配の要不用 → 必要な場合は付属画像など
・縫製工場手配の要不用 → 必要な場合は仕様書・製品画像など
・目標納期
・想定原価
・その他の要望
これらをお伺いした上で、対応が可能かを判断させて頂きます。
対応が難しいと思われる場合は、その理由も明確にお答え致します。
あわせて「どうすれば可能なのか」をアドバイスさせて頂きます。
ここまでは「お問合せ」に対する回答ですので、費用は発生致しません。
3.サンプル手配
お仕事の対応が可能と判断し、我々にお任せ頂ける場合はサンプル手配を開始します。
(お任せ頂けるか否かはお客様の判断です。)
必要に応じて
・生地見本手配→発送→確認
・サンプル用生地手配
・サンプル用付属手配
・パターン手配
・縫製工場へのサンプル依頼
・その他
などの対応をさせて頂きます。
生地・付属など必要資材の画像や見本を送り、事前確認をさせて頂きます。
サンプルの手配に着手致しますと、
「現場作業」が生じ、生地や付属など「物」が動きますので、費用が発生致します。
(サンプル手配の費用は全て前金にてお願い致します。)
4.ファースト指示、修正確認
日本国内での確認等の作業はお任せ致します。
我々が対応するのは、原則として「お客様」と「工場」の連絡と管理業務です。
お客様から当方への指示、確認内容は全て日本語です。
日本の工場に伝えるのと同じ要領で日本語でご指示下さい。
当方にて中国語に翻訳し工場に伝え、必要に応じて工場との打合せを行います。
同様に工場からお客様への連絡・確認も当方が日本語に翻訳してお伝えします。
5.契約
修正確認が終わった時点で具体的な契約の交渉に入ります。
工場にて作成したサンプルを元に、単価・納期・仕様要求などの確認を行います。
全ての確認が終わった時点で正式に契約を致します。
6.量産前準備
契約が完了した時点で、「生地」「付属」の原材料手配を開始致します。
日本から原料を持ち込む場合は、その手続き業務を開始致します。
尚、原材料手配又は輸入の為の事前手続きには費用が発生致します。
具体的なお支払方法などは、お問合せを頂いた後にご説明させて頂きます。
7.量産
準備が整いましたら納期に応じて量産を開始致します。
進行状況などは我々が逐次確認しご報告させて頂きます。
お時間が有れば中国にご出張頂き、ご自身の目で確認される事をお勧め致します。
もちろん我々が同行させて頂きます。
尚、必要に応じて「先上げサンプル」を手配し、確認をお願いする場合がございます。
8.検品・出荷
量産終了後の検品は原則として工場にて行います。
但し、ご要望が有れば「日系の検品会社」で全量検品を行う事も可能
です。
時間と費用はかかりますが、不良品の防止にはかなりの効果がございます。
但し、検品会社は100%の品質保証をするものではございません。
人間の目視による検査ですので、見落としの可能性が有る事を予めご承知下さい。
検品を含め準備が整った時点で商品を出荷(輸出)致します。
9.輸入
輸入手続きをご自身でなさる事はお薦めしません。
事前に業者(乙仲=通関代理業者)と連絡を取っておく事をお薦め致します。
ご相談頂ければ業者はご紹介させて頂きます。
尚、「お試し発注」のように少量であれば、業務通関(正式輸入)をするより、海外宅配方式
にて簡易通関(輸入)をされる事をお薦めします。
通関手続きなど一切不要です。
佐川急便やクロネコと同じ要領でお客様の玄関先まで商品が配送されます。
10.決済
ドルによる決済が必要です。
必要な手続き方法は、ご相談頂けれがアドバイスさせて頂きますのでご安心ください。
尚、小額であれば前払いを原則として当方が代行させて頂きます。
以上が主だった作業・手続きの流れです。
要所のみご説明致しましたが、慣れないと分かり辛いかと思います。
詳細は、お問合せ頂ければ別途ご説明させて頂きます。
また、ご要望があれば帰国した際にごご説明に伺わせて頂きますのでご安心ください。
アパレル関連業務をご理解しているお客様であれば、難しい事ではございません。
実際には「輸入業務」より「アパレル営業・生産業務」の方が難しいと思います。
「輸入業務」は役所が相手です。
従いましてルールを知ってしまえば誰にでも出来ます。
「アパレル業務」は工場や人間が相手ですのでルール通りに行きません。
我々は「アパレル業務」の方が「輸入手続き」より遥かに難しいと感じています。
平たく言えば、「輸入業務」は回数を重ねれば慣れるという事です。
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